2007年09月26日
70点ハウスでいい?
あなたは何点の住まいならいいですか?
100点と行かないまでも90点ぐらいは欲しいですよねー。
でも今は70点くらいの家がかなり建てられています
まあ合格ラインギリギリってとこでしょうか。
昔から住まいづくりは地域の工務店が担当してきましたが・・・・
世の中が変わってきて、なんでも儲け主義一辺倒。
住まいも商売道具としてだんだん扱われるようになってきました
儲けを出すためにはどうすればいいか。
そんなことばかりを考えていると、どうしても手間を省くことに夢中になってしまいがち。
なので、地域工務店のなかには20点ぐらいの住まいをつくるところから90点以上の住まいをつくるところまで出てきてしまって、住まいを建てたい人にとっては、どこが違うのわからない状態
そこで登場するのが、ハウスメーカー。
大手という資本の安心感と工業化やシステム化などによる安定性が武器
20点ハウスなんて絶対イヤ!という住まい手の気持にサクッと入り込んで成長!
このハウスメーカーの住まい、私は70点ハウスだと思っています。(あくまでも個人意見ですが)
大量生産で成り立っているので、たくさんの人に気に入られなくてはならない。
なので、個性的ではない。というか代わり映えのない感じ。
全国のどこにあっても同じ感じだし。
それぞれの住まい方に合わせた住まいではなく、
住まいにあわせていく感じです。
テレビCMなんかで、いかにもおしゃれな感じを演出していて、こんな住まい方したいなあと思わせてくれる。
でもどんなにいい宣伝文句も住まい方を強制されてる感じで、あまりいい気分ではないなあ。(私だけかな)
それに住まいは、どんなに工業化しても、今のところ手作業から逃れることは難しいようです。
かなりプレハブ化が進んだ住宅でも工場生産部分は50%程度で、残りはやはり職人さんの手によるものなのだとか。
こういった中で、営業費や宣伝費を確保するために
職人さんの手間代はかなり安く絞られています
でも、継続的に仕事があげるからーと職人さんには、そこそこの仕事をするように無言の要求
こんな中で、職人さんに100点の仕事をして!って言っても無理。
70点(メーカーから文句を言われない程度)ぐらいの仕事になるのが当り前
それにハウスメーカーの住宅はほとんど営業マンが打合せをされます。
なぜ
設計者がしてもいいのでは
と思いますが、そこはやはり経費がかかるからしない。(たぶん)
それに規格化住宅であるために、設計者の登場は必要ないのかも
そんなこんなで70点ハウスかなーと思ってます。
まあ、それでも住まいに必要とされる性能をすべて満足してるんだしいいんじゃない?
それに、大手という安心感があるし。
という方には一つの選択肢だとは思いますが・・・・
でも残りの2、30点には、住む人の個性を活かした考え方や、つくる職人さんの将来への配慮などが潜んでいます。
一見、そのあたりは贅沢な部分に思われるかもしれませんが、
そのあたりの細やかな配慮が、住まいの耐久性などには大きな影響を与えるものなのです。
70点で25年。
90点で60年。
住める時間もかなり差がつきます。
じっくりよく考えて選択しましょうね
100点と行かないまでも90点ぐらいは欲しいですよねー。
でも今は70点くらいの家がかなり建てられています

まあ合格ラインギリギリってとこでしょうか。
昔から住まいづくりは地域の工務店が担当してきましたが・・・・
世の中が変わってきて、なんでも儲け主義一辺倒。
住まいも商売道具としてだんだん扱われるようになってきました

儲けを出すためにはどうすればいいか。
そんなことばかりを考えていると、どうしても手間を省くことに夢中になってしまいがち。
なので、地域工務店のなかには20点ぐらいの住まいをつくるところから90点以上の住まいをつくるところまで出てきてしまって、住まいを建てたい人にとっては、どこが違うのわからない状態

そこで登場するのが、ハウスメーカー。
大手という資本の安心感と工業化やシステム化などによる安定性が武器

20点ハウスなんて絶対イヤ!という住まい手の気持にサクッと入り込んで成長!
このハウスメーカーの住まい、私は70点ハウスだと思っています。(あくまでも個人意見ですが)
大量生産で成り立っているので、たくさんの人に気に入られなくてはならない。
なので、個性的ではない。というか代わり映えのない感じ。
全国のどこにあっても同じ感じだし。
それぞれの住まい方に合わせた住まいではなく、
住まいにあわせていく感じです。
テレビCMなんかで、いかにもおしゃれな感じを演出していて、こんな住まい方したいなあと思わせてくれる。
でもどんなにいい宣伝文句も住まい方を強制されてる感じで、あまりいい気分ではないなあ。(私だけかな)
それに住まいは、どんなに工業化しても、今のところ手作業から逃れることは難しいようです。
かなりプレハブ化が進んだ住宅でも工場生産部分は50%程度で、残りはやはり職人さんの手によるものなのだとか。
こういった中で、営業費や宣伝費を確保するために
職人さんの手間代はかなり安く絞られています

でも、継続的に仕事があげるからーと職人さんには、そこそこの仕事をするように無言の要求

こんな中で、職人さんに100点の仕事をして!って言っても無理。
70点(メーカーから文句を言われない程度)ぐらいの仕事になるのが当り前

それにハウスメーカーの住宅はほとんど営業マンが打合せをされます。
なぜ

設計者がしてもいいのでは

と思いますが、そこはやはり経費がかかるからしない。(たぶん)
それに規格化住宅であるために、設計者の登場は必要ないのかも

そんなこんなで70点ハウスかなーと思ってます。
まあ、それでも住まいに必要とされる性能をすべて満足してるんだしいいんじゃない?
それに、大手という安心感があるし。
という方には一つの選択肢だとは思いますが・・・・

でも残りの2、30点には、住む人の個性を活かした考え方や、つくる職人さんの将来への配慮などが潜んでいます。
一見、そのあたりは贅沢な部分に思われるかもしれませんが、
そのあたりの細やかな配慮が、住まいの耐久性などには大きな影響を与えるものなのです。
70点で25年。
90点で60年。
住める時間もかなり差がつきます。
じっくりよく考えて選択しましょうね
2007年09月19日
ベタ基礎
以前、基礎のお話をしました。
基礎の立ち上がりの部分のフックが大事なのですよとお話しましたね。
今日は、最近多くなってきたベタ基礎のお話をしたいと思います。
ベタ基礎とは、昔からある逆T型の基礎ではなく、建物の下部全体がコンクリートのスラブ(床板のこと)になっている基礎です。
そのため、建物の重さを受ける面積が大きいため、軟弱な地盤でも不同沈下を起こさないということで、最近採用されることが多くなりました。
ベタ基礎は、先ほども書いたように、建物の下部に土の部分が残らないため、シロアリ対策にも有効であると考えられています。(土の部分が残らないのはかえってシロアリに良くないという主張もあります)
建物を丈夫にするためには基礎を丈夫にしようという考え方が定着してきているのがベタ基礎が採用されるようになった原因ですが、本当のところは意外とコスト高にならないというのが大きな要因であるともいえます。
従来の逆T型の基礎に、シロアリ対策や防湿のためのコンクリートを後ほど打つと、工程が一回余分にかかり、ベタ基礎より余計に費用がかかってしまうこともあるのです。
まあ、理由はどうあれ、少しでも強い基礎が採用されていることは好ましいことです。
じゃあ、ベタ基礎なら何でも良いのかというのが今日の本題です。
先ほども書いたように、ベタ基礎は建物全体の重さを大きなスラブで支えるため、スラブの大きさによって本来使う鉄筋の種類やピッチを変えなければならないのです。(詳しい話は専門的になりすぎるので省略させていただきます)
そういったことを何も考えずに、「私どもの建物はベタ基礎ですから強いです」と言っている住宅メーカーがほとんどです。
コンクリートの立ち上がりで区画された面積が大きいほど、使う鉄筋を太くしたり、ピッチを細かくしたりする必要があるのですが、そんなことは考えていないケースがほとんどです。
鉄筋の太さやピッチは構造計算をしないと決めることが出来ません。
木造2階建ての建物は法律で計算が省略できることになっているので、それを良いことに細い配筋で済ましていることが多いのです。
構造計算を省略するならば、安全のため太目の鉄筋を使ったりすべきなのですが、法律で求められなければ少しでも安いほうになびいてしまうのが住宅産業の現状です。
とりあえず、ベタ基礎なら安心という考え方はやめたほうが良いと思います。
ちゃんとした根拠のある基礎をしておくことは、長い将来の安心を得ることが可能です。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、実際の鉄筋の太さの違いをご紹介します。(両方とも鉄筋のピッチは20cmです。太さの違いがわかっていただけるかな?)
まず、細い鉄筋(D10)。

次に少し太い鉄筋(D13)。

少しわかりにくいかもしれませんが、この微妙な違いで建物の耐力はまったく違うものになるのですよ。
どこでも太い鉄筋を入れれば強いのは間違いありませんが、お金が余分にかかってしまいます。
必要な部分に必要な鉄筋。
これが、丈夫なベタ基礎の作り方です。
基礎の立ち上がりの部分のフックが大事なのですよとお話しましたね。
今日は、最近多くなってきたベタ基礎のお話をしたいと思います。
ベタ基礎とは、昔からある逆T型の基礎ではなく、建物の下部全体がコンクリートのスラブ(床板のこと)になっている基礎です。
そのため、建物の重さを受ける面積が大きいため、軟弱な地盤でも不同沈下を起こさないということで、最近採用されることが多くなりました。
ベタ基礎は、先ほども書いたように、建物の下部に土の部分が残らないため、シロアリ対策にも有効であると考えられています。(土の部分が残らないのはかえってシロアリに良くないという主張もあります)
建物を丈夫にするためには基礎を丈夫にしようという考え方が定着してきているのがベタ基礎が採用されるようになった原因ですが、本当のところは意外とコスト高にならないというのが大きな要因であるともいえます。
従来の逆T型の基礎に、シロアリ対策や防湿のためのコンクリートを後ほど打つと、工程が一回余分にかかり、ベタ基礎より余計に費用がかかってしまうこともあるのです。
まあ、理由はどうあれ、少しでも強い基礎が採用されていることは好ましいことです。
じゃあ、ベタ基礎なら何でも良いのかというのが今日の本題です。
先ほども書いたように、ベタ基礎は建物全体の重さを大きなスラブで支えるため、スラブの大きさによって本来使う鉄筋の種類やピッチを変えなければならないのです。(詳しい話は専門的になりすぎるので省略させていただきます)
そういったことを何も考えずに、「私どもの建物はベタ基礎ですから強いです」と言っている住宅メーカーがほとんどです。
コンクリートの立ち上がりで区画された面積が大きいほど、使う鉄筋を太くしたり、ピッチを細かくしたりする必要があるのですが、そんなことは考えていないケースがほとんどです。
鉄筋の太さやピッチは構造計算をしないと決めることが出来ません。
木造2階建ての建物は法律で計算が省略できることになっているので、それを良いことに細い配筋で済ましていることが多いのです。
構造計算を省略するならば、安全のため太目の鉄筋を使ったりすべきなのですが、法律で求められなければ少しでも安いほうになびいてしまうのが住宅産業の現状です。
とりあえず、ベタ基礎なら安心という考え方はやめたほうが良いと思います。
ちゃんとした根拠のある基礎をしておくことは、長い将来の安心を得ることが可能です。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、実際の鉄筋の太さの違いをご紹介します。(両方とも鉄筋のピッチは20cmです。太さの違いがわかっていただけるかな?)
まず、細い鉄筋(D10)。

次に少し太い鉄筋(D13)。

少しわかりにくいかもしれませんが、この微妙な違いで建物の耐力はまったく違うものになるのですよ。
どこでも太い鉄筋を入れれば強いのは間違いありませんが、お金が余分にかかってしまいます。
必要な部分に必要な鉄筋。
これが、丈夫なベタ基礎の作り方です。
2007年09月18日
軽くて単純なのが好き♪
いや、女性の好みとかじゃなくってぇ、、
最近、重い建具の依頼が多くて、体力消耗してるかつしちー先生です (;´Д`)

カウンターに使うような板をそのまま5mmガラスで挟んだドアを、
「お、重いよ!ミヤウチクン、、、、」
と、歯を食いしばり製作、取り付けしたり、(厚さが70mm。重量????わかんない)
「しっかり高さは確保したいんだけど、開けた時庇に当るんだよ!」と

ハンドパワー?で当る部分を、Rにしたドア。
「簡単そうで手間かかるんだよ、BANKUN、、、、」
と、アレコレ試行錯誤しながら作ったり(曲線とガラスの兼ね合いがね)
チャレンジさせていただき、職人冥利に尽きます。
でも、私自身、先々の事を考えると、建具は出来れば軽くてシンプルなのが良いんじゃないかと思ってます。
古い建具の調整なんかする時に、特にそう感じます。自重で建具がイビツになってきたり、敷居やレールが
痛んだりと、、、、
無垢には無垢の良さがあるし、おうちの会った建具にしなきゃいけないので一概には言えませんがね(^^);
で、今回紹介するのは、「出来るだけ軽く作った建具」

吊り戸なんですが、家の雰囲気にあわせて木の雰囲気をかもし出しつつも、出きるだけ軽く、尚且つ採光を
取りたいとのご要望でこんなのを作ってみました。
ピーラの突き板(練り付け合板)を縦横に組み合わせ、軽量化。窓の中もガラスじゃなくツインカーボと言う
素材を採用しました。
「ハリボテ」と言われればそれまでだけど、雰囲気でてると思いませんか?

ツインカーボもチョイと前は、クリアしかなかったんだけど、今では色んなタイプが出てるので選ぶのが楽しいです。
ハイ!かつしちー先生、新しいモノ好きです(`・ω・´)シャキーン━━━!!
私がよく利用するのはAGCさん。コチラに詳しく乗ってます。
今回、結論を言うに当って再思考してみたんですが、自分自身何が良いのか悪いのか?分からなくなってしまいました
それぞれの住まいにそれぞれの建具。いろんな事にチャレンジさせていただいている事が嬉しいからです(^^);
出張おうま劇場-デザインの秘密の巻-
今回製作した建具。デザインどうしようか??と悩んでた。
悩んで悩んで思いつかなくて、、、、
子供と河原に遊びに行った時、
自分の足元を見て、、

「この3本ラインいただき♪」
と簡単に決めた事は秘密です(汗)

最近、重い建具の依頼が多くて、体力消耗してるかつしちー先生です (;´Д`)
カウンターに使うような板をそのまま5mmガラスで挟んだドアを、
「お、重いよ!ミヤウチクン、、、、」
と、歯を食いしばり製作、取り付けしたり、(厚さが70mm。重量????わかんない)
「しっかり高さは確保したいんだけど、開けた時庇に当るんだよ!」と
ハンドパワー?で当る部分を、Rにしたドア。
「簡単そうで手間かかるんだよ、BANKUN、、、、」
と、アレコレ試行錯誤しながら作ったり(曲線とガラスの兼ね合いがね)
チャレンジさせていただき、職人冥利に尽きます。
でも、私自身、先々の事を考えると、建具は出来れば軽くてシンプルなのが良いんじゃないかと思ってます。
古い建具の調整なんかする時に、特にそう感じます。自重で建具がイビツになってきたり、敷居やレールが
痛んだりと、、、、
無垢には無垢の良さがあるし、おうちの会った建具にしなきゃいけないので一概には言えませんがね(^^);
で、今回紹介するのは、「出来るだけ軽く作った建具」
吊り戸なんですが、家の雰囲気にあわせて木の雰囲気をかもし出しつつも、出きるだけ軽く、尚且つ採光を
取りたいとのご要望でこんなのを作ってみました。
ピーラの突き板(練り付け合板)を縦横に組み合わせ、軽量化。窓の中もガラスじゃなくツインカーボと言う
素材を採用しました。
「ハリボテ」と言われればそれまでだけど、雰囲気でてると思いませんか?
ツインカーボもチョイと前は、クリアしかなかったんだけど、今では色んなタイプが出てるので選ぶのが楽しいです。
ハイ!かつしちー先生、新しいモノ好きです(`・ω・´)シャキーン━━━!!
私がよく利用するのはAGCさん。コチラに詳しく乗ってます。
今回、結論を言うに当って再思考してみたんですが、自分自身何が良いのか悪いのか?分からなくなってしまいました

それぞれの住まいにそれぞれの建具。いろんな事にチャレンジさせていただいている事が嬉しいからです(^^);
出張おうま劇場-デザインの秘密の巻-
今回製作した建具。デザインどうしようか??と悩んでた。
悩んで悩んで思いつかなくて、、、、
子供と河原に遊びに行った時、
自分の足元を見て、、
「この3本ラインいただき♪」
と簡単に決めた事は秘密です(汗)
2007年09月09日
なんか変?2
通りがかった注文建売住宅の現場。
基礎工事の最中なんですが、なんか変です。

基礎のベース(底)の部分は、地盤より深く入っているはずなんですが・・・・・
心持ち掘っている雰囲気が・・・・・
でも、これってどう見ても元々の地盤の上に乗ってる感じ?
本来ならもっと地面を掘ってからするのに。
ほんとならこんな感じ。

たぶん、最終的にはこのまわりにさらに土をかぶせて、いかにも地中にあるようにするんでしょうね。
掘り方という作業工程を大幅に削減してあるんですよね。
掘る手間も、出てきた土の処分も削ることができる。
(土の処分費用って意外とかかるものなのです)
何棟も建てている業者さんなら、一軒分の削減費用は少しでもたくさんになったら会社にとって大きな儲け。
いいのかなあ。こんなんで
たぶんお客さんは気づいていないだろうし・・・見てもいないんじゃないかなあ
基礎工事の最中なんですが、なんか変です。
基礎のベース(底)の部分は、地盤より深く入っているはずなんですが・・・・・
心持ち掘っている雰囲気が・・・・・
でも、これってどう見ても元々の地盤の上に乗ってる感じ?

本来ならもっと地面を掘ってからするのに。
ほんとならこんな感じ。
たぶん、最終的にはこのまわりにさらに土をかぶせて、いかにも地中にあるようにするんでしょうね。
掘り方という作業工程を大幅に削減してあるんですよね。
掘る手間も、出てきた土の処分も削ることができる。
(土の処分費用って意外とかかるものなのです)
何棟も建てている業者さんなら、一軒分の削減費用は少しでもたくさんになったら会社にとって大きな儲け。
いいのかなあ。こんなんで

たぶんお客さんは気づいていないだろうし・・・見てもいないんじゃないかなあ

2007年09月02日
建物の値段
建物の値段については、今までも何回か書かれてきました。
住まいの小学校は、住まい手の方にさまざまな情報がマスコミを通じて流れる中で、本当の情報を知ってほしくて始められたものです。
ですから業界の方には叱られるかもしれませんが、とことんの話をしてみましょう。
まず、安さを売り物にしている住宅業者さん。坪単価が25万からとか35万とか、私たちが建てる建物よりもかなり安い。半分近くですね。
少し前にこういった会社の社長さんと少しお話しましたが、荒利は3割もあるそうです。
お金儲けのためにやっておられるのですから当たり前かもしれませんが、驚きです。
私たちが建てている大工さんの請負費用は倍近くになることもあるのですが、下手をすると赤字になることもあるようです。不思議と言うしかありません。
でも、安さを売り物にしている業者さんは、ほとんど丸投げですから、まず自分の利益を確保してから下請けに出す。ですからお客さんさえ捕まえることが出来れば、確実に儲かるようです。
ただ、安い住まいが悪かろうというのは、昔の話で、最近ではそれなりに造られています。
100均の商品のようなものですね。
化学物質は使っているけれど、フォースター認定は取れている。少しは問題もあるかもしれないけれど許容範囲内。
柱は腐りやすいホワイトウッドの集成材を使っているけれど、健康に問題のないとされている防腐材をつかっているので、25年ぐらいの耐用年数内なら大丈夫。
それよりも、お客さんの好みの住宅設備はまとめ買いをするのでむしろ良い商品を提供することができる。
こういった住まいをお得だと考える人もあって当たり前です。
ただ、ただでも安い価格の住まいをさらに安く下請けに出して造る住まいに不安はあるのは当然ですので、そのあたりを理解して購入しなければなりません。
近くの業者さんに、不動産屋さんやハウスメーカーの下請けばかりをしておられる建設会社があります。
その社長さんは飲み屋で儲かってしょうがないといっておられるそうです。
不動産屋の下請け価格は、高くても坪単価は35万ぐらい。安いときは30万ぐらいもあると思うのですが、それでも儲かってしょうがない。
どういうことでしょうね。
その建設会社も職人さんは下請けを使っています。
職人さんはたいそう絞られていると思いますが、少なくとも良い仕事は出来ないでしょうね。
叱られない最低限の仕事を目指すのだと思います。
不動産系の住宅会社と建物を契約するときは、建物の坪単価の考え方を少し変えなければなりません。
一般的に坪単価で50万以上で契約すると思うのですが、実は土地で設けられない分が建物価格に乗っかっていると思わなければなりません。
先ほども書いたように、下請けに丸投げされるときには坪単価で20万ぐらい抜かれているということです。
ですから、地場の工務店に頼んだときに坪50万でできる家と同じと考えてはいけないのです。
土地不足の中で土地を提供する分が、土地代として添加されずに、建物代とごちゃ混ぜになっているのです。
難しいかもしれませんが、それも考慮して、建物の良し悪しを見なければなりません。
建物の中味によって坪単価が変わるのは当たり前ですが、発注の形態によっても実は違いがあるのです。建物に見かけ上払う価格が同じであっても、本当に建物そのものに純粋に費用がかけられているのかどうかは、冷静に考えればわかります。
大手のハウスメーカーも同じですね。
営業マンの費用、宣伝広告の費用、会社の経費などを引いた費用が住まいの本体にかけられる費用なのですが、それも考慮した上で、得したか損したかを考えなければなりません。
私は設計事務所をしていますが、同じような建物を建てる場合で、同じ工務店に依頼して建てる場合でも坪単価が同じでも違いがあります。
坪65万で工務店に依頼したとしても、設計事務所が設計や監理をしている場合は、その分工務店の経費は少なくて済みます。設計はもちろん住まい手の方々との打ち合わせをほとんど設計事務所が行なうわけです。
一方、工務店が設計も施工も一式で請け負った場合は、その費用の中で設計だけでなく、さまざまな打ち合わせなども行なわなければならないので、請負費用の一部をその経費に当てなければなりませんので、坪65万がすべて建築本体に当てられるわけではないのです。
設計費を別に払っているから当たり前の話なのですが、工務店に頼むときにその違いを感じないこともあります。
以上書いたことはほんの一部ですが、建物にかかる費用は非常に判断が難しいです。
やはり普通に考えて、高いものは高いだけのことはあり、安いものは安いだけのことがあると考えてよいと思います。
ただ、安い建物は大量発注や下請け業者の協力(泣かされ)などにより、価格差ほどの差があるかといえばそれほどでもないといえるかもしれません。
100均の商品が、値段ほど悪いと感じないのと同じですよね。
逆に高い建物はどうでしょう。
高い建物の評価は非常に難しいものがあります。
その良さは、時間が経って始めてわかるもの。
その良さはお金では量りにくいもの。
その良さはすべての人が同じように感じるものではないこと。
その良さがなんとなく感じられるが説明が簡単には出来ないものであること。
いろいろな事柄が絡み合って良さが感じられるということになります。
私たちのしている設計という作業も同じです。
この家、なんとなくいいねえと感じてもらえるための仕事が私たちの仕事なのですが、それを設計の良さによるものと感じてもらえるか。丁寧な仕事をほめていただける工務店さんがうらやましく思えることもよくあります。
長々書きましたが、いかがでしょうか。
少なくとも、超低価格。坪○○万で家が建つとか。
そういったキャッチをそのまま鵜呑みにすることだけはやめたほうが良いですよ。
住まいの小学校は、住まい手の方にさまざまな情報がマスコミを通じて流れる中で、本当の情報を知ってほしくて始められたものです。
ですから業界の方には叱られるかもしれませんが、とことんの話をしてみましょう。
まず、安さを売り物にしている住宅業者さん。坪単価が25万からとか35万とか、私たちが建てる建物よりもかなり安い。半分近くですね。
少し前にこういった会社の社長さんと少しお話しましたが、荒利は3割もあるそうです。
お金儲けのためにやっておられるのですから当たり前かもしれませんが、驚きです。
私たちが建てている大工さんの請負費用は倍近くになることもあるのですが、下手をすると赤字になることもあるようです。不思議と言うしかありません。
でも、安さを売り物にしている業者さんは、ほとんど丸投げですから、まず自分の利益を確保してから下請けに出す。ですからお客さんさえ捕まえることが出来れば、確実に儲かるようです。
ただ、安い住まいが悪かろうというのは、昔の話で、最近ではそれなりに造られています。
100均の商品のようなものですね。
化学物質は使っているけれど、フォースター認定は取れている。少しは問題もあるかもしれないけれど許容範囲内。
柱は腐りやすいホワイトウッドの集成材を使っているけれど、健康に問題のないとされている防腐材をつかっているので、25年ぐらいの耐用年数内なら大丈夫。
それよりも、お客さんの好みの住宅設備はまとめ買いをするのでむしろ良い商品を提供することができる。
こういった住まいをお得だと考える人もあって当たり前です。
ただ、ただでも安い価格の住まいをさらに安く下請けに出して造る住まいに不安はあるのは当然ですので、そのあたりを理解して購入しなければなりません。
近くの業者さんに、不動産屋さんやハウスメーカーの下請けばかりをしておられる建設会社があります。
その社長さんは飲み屋で儲かってしょうがないといっておられるそうです。
不動産屋の下請け価格は、高くても坪単価は35万ぐらい。安いときは30万ぐらいもあると思うのですが、それでも儲かってしょうがない。
どういうことでしょうね。
その建設会社も職人さんは下請けを使っています。
職人さんはたいそう絞られていると思いますが、少なくとも良い仕事は出来ないでしょうね。
叱られない最低限の仕事を目指すのだと思います。
不動産系の住宅会社と建物を契約するときは、建物の坪単価の考え方を少し変えなければなりません。
一般的に坪単価で50万以上で契約すると思うのですが、実は土地で設けられない分が建物価格に乗っかっていると思わなければなりません。
先ほども書いたように、下請けに丸投げされるときには坪単価で20万ぐらい抜かれているということです。
ですから、地場の工務店に頼んだときに坪50万でできる家と同じと考えてはいけないのです。
土地不足の中で土地を提供する分が、土地代として添加されずに、建物代とごちゃ混ぜになっているのです。
難しいかもしれませんが、それも考慮して、建物の良し悪しを見なければなりません。
建物の中味によって坪単価が変わるのは当たり前ですが、発注の形態によっても実は違いがあるのです。建物に見かけ上払う価格が同じであっても、本当に建物そのものに純粋に費用がかけられているのかどうかは、冷静に考えればわかります。
大手のハウスメーカーも同じですね。
営業マンの費用、宣伝広告の費用、会社の経費などを引いた費用が住まいの本体にかけられる費用なのですが、それも考慮した上で、得したか損したかを考えなければなりません。
私は設計事務所をしていますが、同じような建物を建てる場合で、同じ工務店に依頼して建てる場合でも坪単価が同じでも違いがあります。
坪65万で工務店に依頼したとしても、設計事務所が設計や監理をしている場合は、その分工務店の経費は少なくて済みます。設計はもちろん住まい手の方々との打ち合わせをほとんど設計事務所が行なうわけです。
一方、工務店が設計も施工も一式で請け負った場合は、その費用の中で設計だけでなく、さまざまな打ち合わせなども行なわなければならないので、請負費用の一部をその経費に当てなければなりませんので、坪65万がすべて建築本体に当てられるわけではないのです。
設計費を別に払っているから当たり前の話なのですが、工務店に頼むときにその違いを感じないこともあります。
以上書いたことはほんの一部ですが、建物にかかる費用は非常に判断が難しいです。
やはり普通に考えて、高いものは高いだけのことはあり、安いものは安いだけのことがあると考えてよいと思います。
ただ、安い建物は大量発注や下請け業者の協力(泣かされ)などにより、価格差ほどの差があるかといえばそれほどでもないといえるかもしれません。
100均の商品が、値段ほど悪いと感じないのと同じですよね。
逆に高い建物はどうでしょう。
高い建物の評価は非常に難しいものがあります。
その良さは、時間が経って始めてわかるもの。
その良さはお金では量りにくいもの。
その良さはすべての人が同じように感じるものではないこと。
その良さがなんとなく感じられるが説明が簡単には出来ないものであること。
いろいろな事柄が絡み合って良さが感じられるということになります。
私たちのしている設計という作業も同じです。
この家、なんとなくいいねえと感じてもらえるための仕事が私たちの仕事なのですが、それを設計の良さによるものと感じてもらえるか。丁寧な仕事をほめていただける工務店さんがうらやましく思えることもよくあります。
長々書きましたが、いかがでしょうか。
少なくとも、超低価格。坪○○万で家が建つとか。
そういったキャッチをそのまま鵜呑みにすることだけはやめたほうが良いですよ。
タグ :コスト
2007年09月01日
今日は防災の日
皆さんご存知ですよね。
今日は防災の日。
1923年9月1日の関東大震災に因んで制定されたものです。
あちこちで、防災訓練などが開催されているようです。
最近、いろいろなチラシにも防災グッズが掲載されているのもよく目にしますよね。
みなさんはどんな防災対策しておられますか?
建物については耐震対策。
建物で命を落とさないように弱い部分は補強して・・・・
言うのは簡単ですが、なかなか難しいんですよね。
まず、今の建物が弱いのか大丈夫なのかの判断が難しいのです。
お役所でおこなうように奨められている耐震診断。
この診断方法にも問題があります。
結果は○か×かだけ。
診断の基準もだれでも(木造のことがよくわかってない人でも)判断できるように一面だけの見方で判断する方法。
昔から建てられている木造住宅にはいろんな耐震要素があって、本当ならいろいろ面から総合的に判断しなければ弱いかどうかなんてわかりません。
一面だけ見た判断は、その一面以外に耐震的な要素がいくらあっても×と判断されます。
×と判断されたらどうするか。
一面だけの判断で○になるようにするには
建替え?
大改修?
ちょっと補修したら耐震要素がグッと増えてよくなる住まいでも、
建替えてしまうか、大改修かになるんです。
建替えも大改修もとても多くの費用がかかります。
費用がなければ(そんな人がほとんどのはず)、結局何もしないでおこうということに。
ちょっとでも補修したら、倒れないで済むかもしれない住まいも
何もしないになってしまう耐震診断なんて・・・・
答えが○か×かだけでなく、△もありで考えていけるように耐震対策が進められれば少しでも減災につながるんじゃないかと思うのですが・・・・・
あと、今以上悪くならないようにするためには、メンテナンスや自己チェックも大事です。
地震で壊れている家は、古いというだけではなく、メンテナンスされてない家、無理をした構造の家が多いのです。
シロアリに食われたままだったり、
重さがかかる場所に大きな開口があったり。
自分の家の構造体が、雨漏りなどで腐っているところやシロアリの被害がないかチェックすること。
無理やり大きな開口をとったり、壁をとったりしてないかチェックすること。
こういったことに気を配り対策をしておくだけでも△に近づけます。
お役所の判断に頼るだけでなく、自分たちでできる耐震対策も考えていきたいですね。
また、次回に傍目に見てどんな家が危ないかっていうのも、もう少し詳しくお話ししたいと思います。
今日は防災の日。
1923年9月1日の関東大震災に因んで制定されたものです。
あちこちで、防災訓練などが開催されているようです。
最近、いろいろなチラシにも防災グッズが掲載されているのもよく目にしますよね。
みなさんはどんな防災対策しておられますか?
建物については耐震対策。
建物で命を落とさないように弱い部分は補強して・・・・
言うのは簡単ですが、なかなか難しいんですよね。
まず、今の建物が弱いのか大丈夫なのかの判断が難しいのです。
お役所でおこなうように奨められている耐震診断。
この診断方法にも問題があります。
結果は○か×かだけ。
診断の基準もだれでも(木造のことがよくわかってない人でも)判断できるように一面だけの見方で判断する方法。
昔から建てられている木造住宅にはいろんな耐震要素があって、本当ならいろいろ面から総合的に判断しなければ弱いかどうかなんてわかりません。
一面だけ見た判断は、その一面以外に耐震的な要素がいくらあっても×と判断されます。
×と判断されたらどうするか。
一面だけの判断で○になるようにするには
建替え?
大改修?
ちょっと補修したら耐震要素がグッと増えてよくなる住まいでも、
建替えてしまうか、大改修かになるんです。
建替えも大改修もとても多くの費用がかかります。
費用がなければ(そんな人がほとんどのはず)、結局何もしないでおこうということに。
ちょっとでも補修したら、倒れないで済むかもしれない住まいも
何もしないになってしまう耐震診断なんて・・・・
答えが○か×かだけでなく、△もありで考えていけるように耐震対策が進められれば少しでも減災につながるんじゃないかと思うのですが・・・・・
あと、今以上悪くならないようにするためには、メンテナンスや自己チェックも大事です。
地震で壊れている家は、古いというだけではなく、メンテナンスされてない家、無理をした構造の家が多いのです。
シロアリに食われたままだったり、
重さがかかる場所に大きな開口があったり。
自分の家の構造体が、雨漏りなどで腐っているところやシロアリの被害がないかチェックすること。
無理やり大きな開口をとったり、壁をとったりしてないかチェックすること。
こういったことに気を配り対策をしておくだけでも△に近づけます。
お役所の判断に頼るだけでなく、自分たちでできる耐震対策も考えていきたいですね。
また、次回に傍目に見てどんな家が危ないかっていうのも、もう少し詳しくお話ししたいと思います。


