子ども部屋は必要か?

あきこせんせい

2007年05月15日 14:15

今日は週の中日 水曜日!
休みが恋しくなる水曜日ですね・・・(私だけ)

民間人としては都内で初めて公立中学校の校長に就任した藤原氏を 
皆さん ご存知ですか?
(さだまさし氏にそっくり!)

何年か前に 知識だけでなく 
総合力を身につけようと始まった 「総合学習」 の時間。
学校では教えられてこなかった現代社会を生きるための
知恵や技術を教える授業 [よのなか] 科として実践中です。

9日は「家の窓から日本が見える」 をテーマとして
自分の将来住みたい家をデザインしようと言う授業でした。

衣食住と生活の3大要素の中の「住」
学校では あまり教えてもらえません・・・
残念ですよね~ 

生徒はまず 現在の自分の家のイメージを漢字1文字で表します。
(わが家は  と言いたいが  かも・・・いやいや (母の) 
そして 将来住んでみたい家のイメージをやはり1文字で言い表し
それをもとに家の設計図を描く。
(ここは  にしとこ!)

これは
 「自分の複雑な思いを抽象化し 具体化 そして 拡大していく」
と言う作業です。
思いつきの夢を描くのではなく 
今の自分と向き合い 今の生活を考え
その上で 未来を考える。

ついつい 家を 建てようと思ったら 
モデルルームを見学して
「わぁ~ こんなのいい!」 
から 入っていませんか?
それも 必要ですが 
今の生活を見直すことから 第1歩を始めてみませんか?

「よのなか」科の授業は この後 「子ども部屋は必要か?」  をテーマとする
ディベートへと 進んでいく。
(こんなこと 考えた事ありました?
 一度 子どもたちに 考えさせてくださいね!
 自由 と 責任について!)

藤原氏は
「キャリア」を考える際の2つの落とし穴  がある と 話されています。
その1つは、日本の教育システムが正解主義で来ていること。小中高の9割方は正解を記憶に叩き込む授業です。そういう教育をずっと受けていると、大学でもすべての問題に正解があると思ってしまうわけです。

そうです。住宅  も同じこと!
算数の答えみたいに 1+1 が 2ではない。

住宅造りも正解なんてないんです。

とことん 家族で話し合う!
行ったり 来たりでいいじゃないですか!
そのお話に お付き合いくださる 専門家の人と共に・・・

「よのなか」科 一度 覗いてみたい人は
こちら へ どうぞ!


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