住まいのあったかさ
寒い日が続きますね。
外にでるのも億劫になります。
我が家では、先日のこの冬初めて雪が積もった日から、夏にやった温湿度測定の冬版を開始しました。
一番暑ーい時期と寒ーい時期に測定して、
住まいの省エネ度の評価をするためにしています。
計っている間、今どんな温度かなあとか見ているだけでもおもしろい。
冷え込んでいる朝、起きて居間の温度はどれくらいかなと見てみると、
15℃から16℃くらい。
震えながら朝の支度って言う感じではありません。
前の夜の暖かさも多少残っている感じで、
ありがたいことです
5年も経っても断熱効果は変わらずです。
湿度はちょっと過乾燥気味です。
ちょっとコントロールした方がいいかなとも思いますが、でもまあこのおかげで結露もしませんし、洗濯物も早く乾くので、私的にはOKです
台所仕事から出る湿気で知らず知らずにコントロールしてるような気もします。
冬になるとつくづく感じる断熱と気密の大切さ。
中途半端なことをすると、変なところで結露したり、すきま風が入ってきたり。
しっかりとした考え方で計画しないとその効果は発揮されません。
寒い日に感じるもうひとつの効果。
それは杉のあったかさ。
床に張った杉板はあったかいです。
先日来られたお客さんも暖房もしていない我が家で、杉の床板に立って、床暖房してるのかと勘違いされていたほど。
杉のあったかさにびっくりされていました。
杉板は、空気をたくさん含んでいるので、足の裏から熱を奪わないで、自分の体温がそのまま返ってくるのであったかく感じるのです。
同じ木でも、堅い木は杉よりは少し冷たい。
工業化製品の床板は、もっと冷たい
薄い板を何枚も接着剤で固めたものだし、表面にはプラスティックのようにコーティングされているので、素足でいると足の裏から熱が奪われるので、かなり冷たく感じるのです。
住まいのあったかさ、断熱の仕方や使う素材でずいぶん違う感じになりますよ。
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