コメントでいただいていますが、他の方のいろいろな意見もお聞きしたいので、記事にさせていただきました。
もっと、いろんなご意見をお待ちしています。
木村さん(木考塾)より
いい経験になりました。準備やあとかたづけをしていただいた方にちゃんとお礼が言えてませんでした。ありがとうございました。
次回も楽しみにしています。
本田さん(木考塾)より
いつも、口ばっかりですが・・・
言いたかったことは、
道具(この場合住まい)の、物理的寿命と、社会的寿命は、全く別物だということです。
社会的寿命について言えば、
トタン小屋でも、役目が常に続いていれば、張り替えながら、補修しながら何年も持つでしょうし、
逆に都会では、とても立派で新しい建物でも、主に経済的理由により、マンションに建て替えられることがままあります。
それは、建物の物理的寿命とは別物で、
それををごっちゃにすると、話の論点がぼやけてきそうなきがします。
それぞれに、別の手法と方法論が構築されなければならないようなきがします。
岩波さん(木考塾)より
建物を長く使うかどうかはいろいろな要因がありますね。
でも美しい(経年した後も)ということも非常に大きな要因だと思います。
今回の木村さんの建物、すごく美しかったですね。
本田さん(木考塾)より
一般の方のご意見の中で、
自分の生涯、親や子供の来し方行く末を冷静に見ると、
家の寿命とは20年~30年あればいいのでは、というご意見があったのですが、
そのお話の中には、
耐久性を伸ばす事にお金が必要というニュアンスがあったように思われます。
しかし、いくら「設計」で耐久性の性能を落としたところで、
そんなにコストダウンにはならないように思います。
今の建物は、そのような部分をいくらけちいても、そんなに安くならない。
安くするには、現在の過剰な生産システムを上手く利用して、
掘り出し物をうまく使うとか、その生産システムに合致した建物を作るとかであって、
「設計」の入り込む所ではない部分で
コストが左右されるようにも思われます。
そう考えると、耐久性を短くするという議論は、
あまり良い成果を生まないように思われます。
耐久性を短くするのではなく、
代が変わっても、持ち主が変わっても、もしかしたら、用途が変わっても
なお、使い続けられるには、どのようにすればいいのか?
という考え方で、
ものづくりの方は、考えていくべきではないかと思います。