第2回住まいの小学校

住まいの小学校

2009年08月31日 22:13

昨日は、第2回住まいの小学校でした。

今回は土壁の話し。

まずは、少し前に自ら土壁の家をつくり、住んでいる大工さんのお話。
土壁の家と言っても田舎づくりの四ツ間ではなくって、どっちかといと現代版の住まい。



つくる過程や暮らしの中でいろいろ感じたこと、考えたことをお話しくださいました。

次は、左官屋さんのお話し。

土のこと、土壁のこと、職人のこと、いろいろお話ししてくださいました。






土壁を通して見えること。
伝統って何?
なぜ、伝統がなくなっていくのか?

伝統的な技術ならなんでもいいのか?
意外と職人はマイナス思考で仕事を残してきた部分が多い。

職人の姿勢はどうあるべき?

人のいうことを鵜呑みにしていたらあかん。
立ち止まって考えて、経験して、納得して初めて本物の技術になる。


いろんな視点で話しが広がります。


土も見せていただきました。


甲賀の土

竜王の土

近江八幡の土

色も手触り感も違います。

最後は車座になって、ざっくばらんにおしゃべりです。



土壁を一からつくってみたいけど、どうしたらいいですか?

土壁の扱い方は?

どこの土がいいの?

しゃべれる職人さんがもっと増えたらいいのに。

伝統って何?
いつの時代のこと?

昔のやり方が伝統やない。

昔から受け継がれている知恵の上に
自分達がちゃんと考えて、みんなが納得し喜ぶような仕事をすること。
それが伝統になっていく。

技術だけやない。心もないとあかん。

今回もいろいろな話しが出ました。

これからの住まいはどうあるべきなんでしょうか?

答えはでません。

もっともっと考えて、実践して答を見つけ出していきたいと思います。

さて、次は何しましょう・・・・・。

お楽しみに!











関連記事