第2回住まいの小学校
昨日は、第2回住まいの小学校でした。
今回は土壁の話し。
まずは、少し前に自ら土壁の家をつくり、住んでいる大工さんのお話。
土壁の家と言っても田舎づくりの四ツ間ではなくって、どっちかといと現代版の住まい。
つくる過程や暮らしの中でいろいろ感じたこと、考えたことをお話しくださいました。
次は、左官屋さんのお話し。
土のこと、土壁のこと、職人のこと、いろいろお話ししてくださいました。
土壁を通して見えること。
伝統って何?
なぜ、伝統がなくなっていくのか?
伝統的な技術ならなんでもいいのか?
意外と職人はマイナス思考で仕事を残してきた部分が多い。
職人の姿勢はどうあるべき?
人のいうことを鵜呑みにしていたらあかん。
立ち止まって考えて、経験して、納得して初めて本物の技術になる。
いろんな視点で話しが広がります。
土も見せていただきました。
甲賀の土
竜王の土
近江八幡の土
色も手触り感も違います。
最後は車座になって、ざっくばらんにおしゃべりです。
土壁を一からつくってみたいけど、どうしたらいいですか?
土壁の扱い方は?
どこの土がいいの?
しゃべれる職人さんがもっと増えたらいいのに。
伝統って何?
いつの時代のこと?
昔のやり方が伝統やない。
昔から受け継がれている知恵の上に
自分達がちゃんと考えて、みんなが納得し喜ぶような仕事をすること。
それが伝統になっていく。
技術だけやない。心もないとあかん。
今回もいろいろな話しが出ました。
これからの住まいはどうあるべきなんでしょうか?
答えはでません。
もっともっと考えて、実践して答を見つけ出していきたいと思います。
さて、次は何しましょう・・・・・。
お楽しみに!
関連記事