建具屋と近江牛の意外な関係~カンナ屑の有効利用~
今回は、工房の裏話。
最近、無垢の木を使った依頼が増えています。とてもありがたい話です(^^)
それに伴い、カンナ屑の量も激増。集塵機があっという間に一杯になってしまいます。
昔は、家の風呂の焚きつけに使ったり、焼却炉で燃やしたりしていましたが、
今では、周りにアパートマンションが増えた事もあり、「焼却処分」は一切していません。
合板などは、産廃として処分して納得いくのですが、杉やヒノキ、ヒバなどのカンナ屑に
お金を出して処分しているのに、ものすごく「もったいない」と思ってました。
↑いっぱいです
「何か有効利用が出来ないものか?」といろんな方に相談して、
「ありがたいです!いくらでも引き受けます!!」
と言う方と出会いました。そこは
牧場
近江牛を飼育されている所で、床にカンナ屑ともみ殻を混ぜ敷き詰めるそうです。
↑こんな感じで敷き詰めます
さいこ~♪(結構こわいです)
1本の木から人と牛さんのお役に立て、かつしちー、とっても
エコを感じます!
工業製品だと、建具は作れても、端材はあまり環境に良くないですからね。
このような観点からも、木を使った家や建具が増えれば!と願ってます!
そして、ウチのカンナ屑の上ですくすく育った近江牛で「焼肉サイコー♪」なんて思うのは私の
エゴ?(笑)
で、も一つ、、、
出張おうま劇場-牧場の巻-
かわいい子牛を見ると
少々ドナドナな気分
ps.桧の端材からは
おうまカレンダーです!(`・ω・´)シャキーン━━━!!
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