建具屋と近江牛の意外な関係~カンナ屑の有効利用~

かつしちーせんせい

2008年01月12日 08:15

今回は、工房の裏話。

最近、無垢の木を使った依頼が増えています。とてもありがたい話です(^^)
それに伴い、カンナ屑の量も激増。集塵機があっという間に一杯になってしまいます。

昔は、家の風呂の焚きつけに使ったり、焼却炉で燃やしたりしていましたが、
今では、周りにアパートマンションが増えた事もあり、「焼却処分」は一切していません。

合板などは、産廃として処分して納得いくのですが、杉やヒノキ、ヒバなどのカンナ屑に
お金を出して処分しているのに、ものすごく「もったいない」と思ってました。



↑いっぱいです

「何か有効利用が出来ないものか?」といろんな方に相談して、

「ありがたいです!いくらでも引き受けます!!」


と言う方と出会いました。そこは

牧場

近江牛を飼育されている所で、床にカンナ屑ともみ殻を混ぜ敷き詰めるそうです。



↑こんな感じで敷き詰めます




さいこ~♪(結構こわいです)

1本の木から人と牛さんのお役に立て、かつしちー、とってもエコを感じます!

工業製品だと、建具は作れても、端材はあまり環境に良くないですからね。
このような観点からも、木を使った家や建具が増えれば!と願ってます!

そして、ウチのカンナ屑の上ですくすく育った近江牛で「焼肉サイコー♪」なんて思うのは私のエゴ?(笑)





で、も一つ、、、





出張おうま劇場-牧場の巻-







かわいい子牛を見ると


少々ドナドナな気分




ps.桧の端材からはおうまカレンダーです!(`・ω・´)シャキーン━━━!!


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