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Posted by 滋賀咲くブログ at

2007年12月21日

白熱電球が無くなる?

「白熱球 製造中止要請へ」

政府が温暖化防止として家庭やオフィスの照明で使われている白熱電球の国内での製造・販売を中止する方針を打ち出す見通しとなったそうです。

全世帯が電球蛍光灯に切り替えた場合、温室効果ガスの削減効果は、家庭からの排出量の1.3%に当たる約二百万トンとか。
さて、消費者はどう受け止めるのでしょうか・・・・・

電球形蛍光灯の値段は、白熱電球の10倍以上face08
目先だけで考えると、反感face09を抱く人もいるかも。

でも消費電力は、白熱電球は電球形蛍光灯の5倍!icon12
寿命は電球形蛍光灯の方が10倍長い!icon12

60形の白熱電球と電球形蛍光灯で比較すると、10000時間使用で電気代が9000円、電気形蛍光灯の方が安いそうです。
計算してみると、一日6時間使用して4年半ほどの間に出る差になる。
加えて電球はこの間に寿命から考えると最低10回ほど交換しなければならないので・・・・。
価格差は一個1100円くらいなので、11000円の差が加わることになります。
4年半で20000円、1年で4400円の差となるのかな。

これが一つの家で何個かあると・・・・・
結構な価格差かなicon10
(私の勝手な計算ですので、あしからず)

電球形蛍光灯は、価格が高いし明るくなるまでに少し時間がかかるので、敬遠されていたようですが、最近は明るくなるまでの時間も短縮されている製品も出てきています。

蛍光灯の寿命の長さは実感してます。
できるだけ蛍光灯(電球色)を多様している我が家も、引っ越してから3年ほどは電球交換なしでした。
3年ほどしてやっと使用頻度の高い部屋(居間と浴室)が交換しなければならなくなったぐらいで、使用頻度の低いところは5年経っても健在。
ストックも不要です。

私はやっぱり蛍光灯派かなface01

電球色があるので、白熱電球の良さは残しておけるし。

何より寿命が長いのがいい。

ストックする場所の確保もいらないし、

いらないゴミも増やさなくていいicon22
(しょっちゅう交換してたら、そのたびにゴミを増やしている罪悪感があるしね。)

少々の立ち上がりの遅さは理解していればガマンできるし。

さて、みなさんはどう考えられますか?
  
タグ :電気省エネ


Posted by youko at 12:39Comments(2)ようこせんせい

2007年12月07日

日当たり

寒くなってくると、陽だまりの有り難みを痛切に感じますね。
家にも陽射しが入ってきているとポカポカになりますicon01



ある調査で、「住宅の設計内容で重視するものは何ですか?」という質問に、一番多くあった意見が「日当たり」(59%)だったそうです。
次に「耐震性」(47.5%)、収納の多さ(36.5%)、風通し(26%)と続くようです。

耐震性より日当たりというのがおもしろいですね。

この日当たりですが、みなさんどのように確かめておられるのでしょうか。

自分の敷地の中だけで考えていても日当たりは確保できません。
お隣に建っている建物の影響もかなり受けます。
南側に結構敷地の余裕があっても、お隣に2階建ての建物がギリギリに建っていれば、冬場に一階にはあまり陽射しは入ってきませんface07

自分の敷地にとっては南側でもお隣にとっては北側、ギリギリに建っていても文句は言えませんし・・・・icon11

自分の家にどれだけ陽射しが入ってくるか、それは何時から何時までなのか・・・・
気になるときは、日影図というものを作成して確かめたりします。
お隣の建物の影が自分の敷地にどこまで影響するのか確かめるのです。

以前も、南側に4mくらいの余裕があった住まいで、1階に冬場どれだけ陽射しが望めるか確かめてみると、以外に欲しい時間帯に少ないということがわかりました。

日当たりもかなり重視されていた住まいなので、結局リビングを2階にして、陽射したっぷりにしたことがあります。

実際にも冬場リビングは、暖房は不要なほど暖かいicon22
1階の南側の部屋は、結局寝室にしました。
東にも窓があるので朝は陽射したっぷりで、南側からの陽射しはやっぱり少なかったです。
まあ、居間も寝室も部屋の用途を考えるとぴったりの条件にはなったかなと思います。

こうやって考えると、みなさんが大事にされている日当りもしっかり理論で確かめることも大切だなと思います。
南側をたっぷりあけといたら大丈夫だろうって、思い込みで建てていたら、実際一番欲しい冬場の日当たりがあまりないface08なんてことになりかねませんよ。
  


Posted by youko at 22:40Comments(0)ようこせんせい

2007年11月13日

住まう工夫

住まいを新たに建てようとしたとき、

誰しも今より快適に!機能的に!と考えますよね。

当たり前なのですが、その意気込みがあまりにも強すぎて、何もかも完璧にしたい!
すごい意気込みを持たれる方もおられます。

人間もそうですが、住まいにも完璧を求めたらどうなるでしょうか?
何かバランスを崩したものになってしまわないでしょうか。

ある程度許容する心をもって、何がいちばん大事で次は・・・と考えてみませんか。

できないことは、自分で工夫する。自分で少しは工夫しながら住むのも楽しいですよface02

工夫で解決できなくて、住むことが苦しいものface07になるほどの住まいは問題ありますけどねicon10子供を育てるときも、まず

とりあえず元気な子が生まれてくれればicon12と願っていながら、
育てる間に勉強もできて、運動もできて、やさしい子になってほしい・・・・kao08
とあれもこれも望んでしまって、それを全部完璧に求めたら親も子もおかしくなります。

ある程度許容して人として最低限のことが守れていれば、
あとはそれぞれの個性で豊かな人間になっていくものではないでしょうか。

住まいも最低限のものは守り、可能な範囲で望みを叶えれば、あとは住まい方の工夫で豊かな生活が送れるような気がします。

許容範囲というものは、人それぞれ違うのでなんとも言えませんが、望む内容によって、一番大事なことが省かれることになるよりも、人が動くことによって解決できることであれば、自分が動く方がずっとましなような気がします。

そこに工夫があればずっとずっと人間的なような気がします。

わかりにくい話なので、ちょっとだけたとえ話を。

「木の家に住むのは気持ちがいいけど、傷がつきませんか?床に物をこぼしたりしても大丈夫ですか。」
と聞かれます。

そのときは、
「傷もいきます。でもそれが味になります。床にこぼしたらやっぱりあとは残るかもしれませんね。」と答えます。

でも、本当はもう少し言いたい。

「傷がつかないようにできるだけ気をつけてみてください。
それでも傷が言ったら蒸気をあてたりして直してみてください。
それもじゃまくさかったらほっといてください。そのうち味になります。
ささくれだったら、削って直してみてください。床に物がこぼれたらすぐに拭いてください。
小さな子供さんがいたら、まずこぼさないようにしつけをしてください。
それでも無理な時期はこぼれてしみになるのがいやだったら、シートでもひいておいてください。
そんな時期って少しの間だから。
このどれもこれもいやだったら、プラスチックの家にした方がいいのでは?」


もうひとつ「私は片付けるのが下手だから収納をたくさんとってください」
と言われたら、

「できるだけ取るようにはします。」でも、もうちょっと言いたい。

「まず片付けて整理するように努力してください。
片づけが下手なのは収納が少ないせいではないはずです。
いらないものを入れる収納をつくるのにどんどん大事なお金を払って、家族が過ごす部屋を削るのですか。
それとも安い工業化製品を使うのですか。
物を入れる箱をつくるのか、それとも人が住む家をつくるのかどっちなのでしょう。」


住まう工夫、じっくり考えてみましょう・・・・・・  
タグ :工夫プラン


Posted by youko at 19:18Comments(0)ようこせんせい

2007年11月07日

ロフトの活用法

先日、設計させていただいたお施主さんからこんなメールがありました。

ハーブを作るのに、お花、葉、茎を乾燥させますが、
軒下などの屋外で乾燥させますと、色が茶色っぽくなります。
でも、ロフトで乾燥させますと、緑の色が残り、ほこりもつきませんし、
やさしい風合いできれいに出来上がるのですよ。
友人が、ロフトの中を見られたときに、
「ハーブを作るのには、ロフトがぴったりの場所」と、教えてくれました。
その後、ロフトを乾燥させる場所にしております。失敗がなく、上手に仕上がります。


このお宅のロフト(小屋裏収納)の仕上げは杉板貼です。


(メールのお宅の写真ではありませんが、こんなイメージ・・・)

木だけの効果なのかどうかわかりませんが、
ある程度木が湿気の調節をしてくれていることは確かかなと思います。
ベニヤやビニールクロスでは得られない効果ではないでしょうか。  
タグ :プラン


Posted by youko at 09:59Comments(0)ようこせんせい

2007年10月21日

森づくり交流会 ふれあいフェスタ2007

滋賀県では、琵琶湖の水源である森の恵み感謝しよう。
そして森づくりを身近なものと感じてほしいということで、10月の間様々な活動を行っています。

その活動の中のひとつで、滋賀県が主催となって行われるイベントが、27日の土曜日にあります。

森づくり交流会 ふれあいフェスタ2007

森づくりに関わるいろいろな団体が協力します。

チェーンソーアートあり、丸太のベンチづくりあり、ミニライブありで楽しそうです。
森の工作教室では、さくらの木のキーホルダーづくりや葉っぱでつくるバッタづくりなどにチャレンジできるようです。
他にもいろいろ木に触れる企画がいろいろあるので、子どもさんを連れて街で森を楽しんでみてはいかがでしょうか。

場所は、大津湖岸なぎさ公園(ピアザ淡海前)
27日土曜日、時間は10:30~15:30まで
今日の新聞折込に詳しいことが書いてあるチラシが入ってます!
10月の間のイベントはHP「森づくりドットコム」
で紹介されてます。

しがの森の精(琵琶湖森林づくり事業シンボルキャラクター)のBOZU(ボズー)が待ってますよ。
  
タグ :


Posted by ようこせんせい at 08:15Comments(0)ようこせんせい