2007年06月15日
監理と管理 何が違う?
設計の仕事をして、いざ現場が始まると、設計者は監理の仕事をします。
監理の仕事をしますと言うと、よく現場監督さんの仕事と間違えられます。
現場で、
現場監督さんがやる仕事は、 「現場管理」
設計者がやる仕事は、 「工事監理」
です。
何が違うか・・・・
まず、字が違う

字が違うということは、当然意味も違う
「現場管理」とは、
工程(工事が進む予定)が遅れないように
作業の進行状況を見つつ、
職人さんや資材の発注など段取りを調整していきます。
また、近隣への迷惑に配慮し、
職人さんの安全や資材の管理にも気を配ります。
「工事監理」とは、
設計した建物が正確に図面どおりに施工されているか確認したり、
現場で発生した問題点を解決したりします。
施主のかわりにプロの目でチェックすることで、施工ミスを防いだり、
住まい手とつくり手の行き違いがないように(トラブルを防ぐ)注意します。
「現場管理」は、大きな会社だと現場監督の仕事専門にやるという立場の人がいますが、
小さな工務店であれば、大工棟梁が責任を持って行うことが多いです。
管理と監理はまったく違う仕事であり、基本的には別々の立場の人(施工者と設計者)が行うことが好ましいと思います。
設計施工を行う工務店では、監理は自主監理ということになります。
自主監理となると、よほどしっかりとした考えを持っていないと、どうしても甘くなりがちな気もします。
施工者はつくり手の立場で
設計者は住まい手の立場で
お互いがしっかり取り組むことでいい住まいができるのではないでしょうか・・・・

監理の仕事をしますと言うと、よく現場監督さんの仕事と間違えられます。
現場で、
現場監督さんがやる仕事は、 「現場管理」
設計者がやる仕事は、 「工事監理」
です。
何が違うか・・・・
まず、字が違う


字が違うということは、当然意味も違う

「現場管理」とは、
工程(工事が進む予定)が遅れないように
作業の進行状況を見つつ、
職人さんや資材の発注など段取りを調整していきます。
また、近隣への迷惑に配慮し、
職人さんの安全や資材の管理にも気を配ります。
「工事監理」とは、
設計した建物が正確に図面どおりに施工されているか確認したり、
現場で発生した問題点を解決したりします。
施主のかわりにプロの目でチェックすることで、施工ミスを防いだり、
住まい手とつくり手の行き違いがないように(トラブルを防ぐ)注意します。
「現場管理」は、大きな会社だと現場監督の仕事専門にやるという立場の人がいますが、
小さな工務店であれば、大工棟梁が責任を持って行うことが多いです。
管理と監理はまったく違う仕事であり、基本的には別々の立場の人(施工者と設計者)が行うことが好ましいと思います。
設計施工を行う工務店では、監理は自主監理ということになります。
自主監理となると、よほどしっかりとした考えを持っていないと、どうしても甘くなりがちな気もします。
施工者はつくり手の立場で
設計者は住まい手の立場で
お互いがしっかり取り組むことでいい住まいができるのではないでしょうか・・・・

Posted by ようこせんせい at 23:59│Comments(0)
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