2008年01月29日
断熱材 PartⅡ
ご無沙汰です。
寒い日が続きますが 毎日体にいい事されていますか?
私は だめです・・・寒さに弱い!
(暑さにも弱いけど・・・)
毎日 「コタツを背負って歩けたらいいな~」 外に出たくない!
と
不埒なことを考えております。
今日は断熱材 その2です。
前回のおさらいです。
断熱材は
1 繊維系
2 発泡系
3 自然系
の3種類に分けることができること
そして 「1 繊維系」 について
説明しました。
今日は 「2 発砲系」 についてです。
2 発砲系は
① 発泡プラスチック系(石油製品)
② 発砲無機質系
に分けられます。
① 発泡プラスチック系(石油製品)
ポリスチレンフォーム
・・・・軽くて、耐水性があり、緩衝性が高い。難燃剤の添加によって自己消火性をもつ。
透湿係数は低い。
押し出し発泡ポリスチレン
・・・・硬質で、耐圧力があり、吸水・吸湿性、熱伝導性が小さい。断熱性能が高く、透湿係数は低い。
外貼り工法に使用が多い。
硬質ウレタンフォーム
・・・・・断熱性能が高く、透湿係数が低い。押し出し発泡ポリスチレンと同様に
外貼り工法使用が多い。
高発泡ポリエチレン
・・・・・他の石油系の板状断熱材より柔軟性に富み、根太、壁、柱、間柱の間に充填できる。
透湿性が低い。石油系の発泡断熱材のなかでは 比較的健康と環境には負荷が少ない。
フェノールフォーム
・・・・・防火性が優れ、炎をあてても炭化するだけで煙や有毒ガスの発生がほとんどなく、
不燃、準不燃材の認定を受けている。製造の過程での製造者への健康負荷がある。
石油製品の共通の問題点は 一次製造エネルギーが大きいこと。
また 最初の三つの製品については 燃えた時の有毒性が高い。
② 発砲無機質系
発泡ガラス
・・・・・不燃性、耐水性、耐薬品性、シロアリなどの耐食害性があるので
地下室の断熱材や基礎の断熱材に適している。
透湿係数は低いが高価。廃棄時はリサイクルが可能。
発泡炭化カルシウム断熱材
・・・・・不燃性、耐水性、耐薬品性、シロアリなどの耐食害性があるので
地下室の断熱材や基礎の断熱材に適している。
加工しやすい。透湿係数は低いが高価。
無機質系の二種は石油系に比べ 高価(断熱材の種類の中で もっとも高い。)
燃焼生成ガスの毒性は極めて少ない。
次回は お待ちかね
3 自然系 を説明します。

寒い日が続きますが 毎日体にいい事されていますか?
私は だめです・・・寒さに弱い!

毎日 「コタツを背負って歩けたらいいな~」 外に出たくない!

不埒なことを考えております。

今日は断熱材 その2です。
前回のおさらいです。
断熱材は
1 繊維系
2 発泡系
3 自然系
の3種類に分けることができること
そして 「1 繊維系」 について
説明しました。
今日は 「2 発砲系」 についてです。
2 発砲系は
① 発泡プラスチック系(石油製品)
② 発砲無機質系
に分けられます。
① 発泡プラスチック系(石油製品)
ポリスチレンフォーム
・・・・軽くて、耐水性があり、緩衝性が高い。難燃剤の添加によって自己消火性をもつ。
透湿係数は低い。
押し出し発泡ポリスチレン
・・・・硬質で、耐圧力があり、吸水・吸湿性、熱伝導性が小さい。断熱性能が高く、透湿係数は低い。
外貼り工法に使用が多い。
硬質ウレタンフォーム
・・・・・断熱性能が高く、透湿係数が低い。押し出し発泡ポリスチレンと同様に
外貼り工法使用が多い。
高発泡ポリエチレン
・・・・・他の石油系の板状断熱材より柔軟性に富み、根太、壁、柱、間柱の間に充填できる。
透湿性が低い。石油系の発泡断熱材のなかでは 比較的健康と環境には負荷が少ない。
フェノールフォーム
・・・・・防火性が優れ、炎をあてても炭化するだけで煙や有毒ガスの発生がほとんどなく、
不燃、準不燃材の認定を受けている。製造の過程での製造者への健康負荷がある。
石油製品の共通の問題点は 一次製造エネルギーが大きいこと。
また 最初の三つの製品については 燃えた時の有毒性が高い。
② 発砲無機質系
発泡ガラス
・・・・・不燃性、耐水性、耐薬品性、シロアリなどの耐食害性があるので
地下室の断熱材や基礎の断熱材に適している。
透湿係数は低いが高価。廃棄時はリサイクルが可能。
発泡炭化カルシウム断熱材
・・・・・不燃性、耐水性、耐薬品性、シロアリなどの耐食害性があるので
地下室の断熱材や基礎の断熱材に適している。
加工しやすい。透湿係数は低いが高価。
無機質系の二種は石油系に比べ 高価(断熱材の種類の中で もっとも高い。)
燃焼生成ガスの毒性は極めて少ない。
次回は お待ちかね
3 自然系 を説明します。
Posted by あきこせんせい at 17:52│Comments(0)
│あきこせんせい