2007年06月09日
家って どれくらい持つの!?
ようやく週末! 
でも今週の天気はあまり期待できないのかも!?
「200年住宅」って言葉 聞いた事ありますか?
今月始めのNHKニュースでも ちらっと(本当にさらっと)
取り上げられてましたが
自民党の住宅土地調査会(福田康夫会長)は31日、耐久性が高く数世代にわたって利用できる超長期住宅の普及促進を目指す「200年住宅ビジョン」を策定しました!
最近のワイドショーは どこを見ても 年金問題 ですが
この問題も 年金問題の形がついたら 考えてもらいないな~
要するに
今まで造っては壊してきた住宅
を もっと長く使いましょうよ!
ってことなんですが・・・
平均で 日本の住宅は約30年、アメリカの住宅は約50年で
建て替えられているという話は
耳にされたことがあると思います。
日本の気候風土が原因で それは しょうがない話 なのでしょうか?
いえいえ そんなことはありません。
正しく造り 正しいメンテナンスを続ければ
もっと長く住宅は持ちます
家は建ててからが重要なのです。
友人のアメリカ人の義理の父は
毎日 6時には家に帰ってくるそうです。
それから 子どもと遊んだり 家のことをしたり・・・
家で過ごす時間が長いため
家への関心も高く 大切にメンテナンスし
価値を上げていきます。
15年で1割(!?) に価値が下がってしまう 日本の住宅とは大違い!
そんなに価値を下げられては 住宅に手をかけるのも・・・
って思ってしまいますよ ね
そこで このビジョンの中では
住宅の長寿命化を進めながら中古住宅の流通を促すため、
(1)新築時の整備基準、200年後を見据えた維持管理の目安を盛り込んだガイドラインの策定
(2)リフォーム履歴などを明示する「家歴書」の制度化
(3)住み替えや長寿命住宅に合った新たな住宅ローンの構築
などを あげています。
(1)については おいおい 勉強していくとして
(2)家にも履歴書が必要。と謳っています。
それには新築時の詳細な図面も含まれます。
構造図があれば より綿密に構造計画を加味したリフォームができます。
設備図があれば 壊すことなく 水廻りの計画ができます。
(自宅の排水経路・給水経路・ガス管の位置が分っていますか?)
等々 平面図・立面図だけでは詳細に計画できなかった部分に対し
詳細な図面があると リフォーム計画は立てやすくなります。
(3)もちろん 同じ値段で 急に30年しかもたなかった住宅が
200年もつわけがありません。お金の工面も重要な要素になります。
例えば、住宅をローンとともに売却する「アシューマブル(債務継承型)ローン」や、
所有住宅を担保に生活資金を借り、
借り手の死亡時に住宅を処分し一括返済する「リーバース・モゲージ」といった施策を
利用することで、資産が少ない消費者や高齢者が住宅を購入でき、
中古住宅の流通にもつながりそうでしょ?
それ以外にも 中古住宅の流通促進のため、リフォームした住宅を業者から購入する際の消費税軽減などを盛り込んでおり、国土交通省は平成20年度の税制改正で要望する方針だそうです。
法整備がなされ 中古住宅の売買時に 経年数のみでの価値ではなく
いろいろなことが 評価され価値に繋がるといいな~

でも今週の天気はあまり期待できないのかも!?
「200年住宅」って言葉 聞いた事ありますか?
今月始めのNHKニュースでも ちらっと(本当にさらっと)
取り上げられてましたが
自民党の住宅土地調査会(福田康夫会長)は31日、耐久性が高く数世代にわたって利用できる超長期住宅の普及促進を目指す「200年住宅ビジョン」を策定しました!
最近のワイドショーは どこを見ても 年金問題 ですが
この問題も 年金問題の形がついたら 考えてもらいないな~
要するに
今まで造っては壊してきた住宅
を もっと長く使いましょうよ!
ってことなんですが・・・
平均で 日本の住宅は約30年、アメリカの住宅は約50年で
建て替えられているという話は
耳にされたことがあると思います。
日本の気候風土が原因で それは しょうがない話 なのでしょうか?
いえいえ そんなことはありません。
正しく造り 正しいメンテナンスを続ければ
もっと長く住宅は持ちます
家は建ててからが重要なのです。
友人のアメリカ人の義理の父は
毎日 6時には家に帰ってくるそうです。
それから 子どもと遊んだり 家のことをしたり・・・
家で過ごす時間が長いため
家への関心も高く 大切にメンテナンスし
価値を上げていきます。
15年で1割(!?) に価値が下がってしまう 日本の住宅とは大違い!
そんなに価値を下げられては 住宅に手をかけるのも・・・
って思ってしまいますよ ね

そこで このビジョンの中では
住宅の長寿命化を進めながら中古住宅の流通を促すため、
(1)新築時の整備基準、200年後を見据えた維持管理の目安を盛り込んだガイドラインの策定
(2)リフォーム履歴などを明示する「家歴書」の制度化
(3)住み替えや長寿命住宅に合った新たな住宅ローンの構築
などを あげています。
(1)については おいおい 勉強していくとして
(2)家にも履歴書が必要。と謳っています。
それには新築時の詳細な図面も含まれます。
構造図があれば より綿密に構造計画を加味したリフォームができます。
設備図があれば 壊すことなく 水廻りの計画ができます。
(自宅の排水経路・給水経路・ガス管の位置が分っていますか?)
等々 平面図・立面図だけでは詳細に計画できなかった部分に対し
詳細な図面があると リフォーム計画は立てやすくなります。
(3)もちろん 同じ値段で 急に30年しかもたなかった住宅が
200年もつわけがありません。お金の工面も重要な要素になります。
例えば、住宅をローンとともに売却する「アシューマブル(債務継承型)ローン」や、
所有住宅を担保に生活資金を借り、
借り手の死亡時に住宅を処分し一括返済する「リーバース・モゲージ」といった施策を
利用することで、資産が少ない消費者や高齢者が住宅を購入でき、
中古住宅の流通にもつながりそうでしょ?
それ以外にも 中古住宅の流通促進のため、リフォームした住宅を業者から購入する際の消費税軽減などを盛り込んでおり、国土交通省は平成20年度の税制改正で要望する方針だそうです。
法整備がなされ 中古住宅の売買時に 経年数のみでの価値ではなく
いろいろなことが 評価され価値に繋がるといいな~
Posted by あきこせんせい at 22:52│Comments(4)
│あきこせんせい
この記事へのコメント
はじめまして!
家のこと色々勉強したいと思っています。
10年前に一度リフォームしたのですが、すごく高くついてしまって・・・今度また色々リフォームするときの為にもっと勉強したいと思っています。よろしくお願いしますm(_)m
家のこと色々勉強したいと思っています。
10年前に一度リフォームしたのですが、すごく高くついてしまって・・・今度また色々リフォームするときの為にもっと勉強したいと思っています。よろしくお願いしますm(_)m
Posted by mint at 2007年06月10日 21:45
mint さま
コメントありがとうございます。
そして 銀婚式おめでとうございます!!
家のこと ご一緒に勉強していきましょうね~
リフォームのとき
水廻りを直した場合は 設備図
少しでも構造材を触ったら 構造図
等を残しておくと 次回に役に立ちます。
今までの日本は 土地に より多くの価値を求め
住宅の価値は 目減りして行きました。
きっと これからは住宅の価値も違った見方になると思います。
コメントありがとうございます。
そして 銀婚式おめでとうございます!!
家のこと ご一緒に勉強していきましょうね~
リフォームのとき
水廻りを直した場合は 設備図
少しでも構造材を触ったら 構造図
等を残しておくと 次回に役に立ちます。
今までの日本は 土地に より多くの価値を求め
住宅の価値は 目減りして行きました。
きっと これからは住宅の価値も違った見方になると思います。
Posted by あきこせんせい at 2007年06月11日 12:07
一方で200年住宅を謳い、一方では先だっての建築基準法改悪を行う、彼らは物事の本質を理解しているのかと疑わざるを得ません。200年仮に半分の100年持たせるだけでも木造以外ではまず難しいでしょう。その木造でさえ全ての意味で適切な品質と使い方を確保しなければ不可能でしょう。彼らの目指すものは住民や環境にとっての利益というよりは更なる経済活性化の一言につきるように思います。そもそも住宅の価値は対価で表されるものではなく住人の主観的な価値観によるものでしょうし、中古住宅が市場として扱われるほど増えるというのもよくよく考えれば?と思いますが。一つの家を大切に何世代かに渡り本当の意味での寿命まで使う、それでこそ金銭的にも環境的にもそしてなにより人間的にも大きなメリットをもたらすものであると考えます。
Posted by おせっかいさん at 2007年06月20日 10:22
おせっかいさん こんばんは!
コメントありがとうございます。
本当にそのとおりですね。
住人の主観的な価値観にゆだねられている住宅の価値。
でも もしその価値に 金銭的な価値を他の人が認めてくれるとしたら・・・
より 安心して生活できませんか?
何せ 担保価値が出るのですもの!
あれだけ お金をかけて
『こ・こ・これだけ!?』
の価値しか認められない 今の現状は 寂しく思います。
それより なにより
『適切な品質と使い方を確保した家』 と
『コストばかりに気を使った家』 が
同じ価値基準となっている現状は
問題だと 思いませんか!?
声を 大きくして言っている(と思っている)ことも
なかなか 世間に 通じません・・・
政府が たとえ経済活性化のために言っているとしても、
利潤だけを考え 建てられては壊される家が増えるより、
中古物件で(意図的に)経済活性化させられることを、そして
新築物件が 適切な品質で建てられることを望みます。
コメントありがとうございます。
本当にそのとおりですね。
住人の主観的な価値観にゆだねられている住宅の価値。
でも もしその価値に 金銭的な価値を他の人が認めてくれるとしたら・・・
より 安心して生活できませんか?
何せ 担保価値が出るのですもの!
あれだけ お金をかけて
『こ・こ・これだけ!?』
の価値しか認められない 今の現状は 寂しく思います。
それより なにより
『適切な品質と使い方を確保した家』 と
『コストばかりに気を使った家』 が
同じ価値基準となっている現状は
問題だと 思いませんか!?
声を 大きくして言っている(と思っている)ことも
なかなか 世間に 通じません・・・
政府が たとえ経済活性化のために言っているとしても、
利潤だけを考え 建てられては壊される家が増えるより、
中古物件で(意図的に)経済活性化させられることを、そして
新築物件が 適切な品質で建てられることを望みます。
Posted by あきこせんせい at 2007年06月22日 23:44