2007年04月23日

木組みのなまえ2

木造軸組の部材の名前のお勉強つづきです。
今日は小屋組(こやぐみ)の部分。
小屋組みというのは、屋根を支える骨組みのことで、写真のような屋根の部分のことを言います。

木組みのなまえ2

棟木(むなぎ)・・・屋根の一番高い部分に使われている部材。これが納められるときが上棟(じょうとう)とか、棟上げ(むねあげ)と言います。

母屋(もや)・・・垂木を受ける部材、垂木と直交して配置されます。

軒桁(のきげた)・・・2階柱や最上階の柱にかける横の部材のなかで、梁と直交方向にかけるもの。小屋梁や屋根の重みを柱に伝える役割をします。

垂木(たるき)・・・棟木から母屋、軒桁にかけて斜めに設置する部材。屋根材を支えます。この部材の大きさや間隔は、母屋の間隔や軒の出によって変わってきます。

小屋丸太梁(こやまるたばり)・・・梁で丸太のまま利用しているものです。松という木が使われることが多いですが、最近は少なくなってきています。全ての住まいにこの丸太の梁が使われているわけではありません。使っている場合とそうでない場合があります。

住まいの木組みの名前、少しは覚えてくださったでしょうか。
まだまだいっぱいありますが、ここまでくらいは知っておいた方がお得ですよkao05



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Posted by ようこせんせい at 18:17│Comments(0)ようこせんせい
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