2007年04月25日
基礎
今日は基礎について少し書いてみたいと思います。
基礎には、布基礎、ベタ基礎、杭基礎などがあります。
また、地盤が悪い場合、杭基礎を選択しないで、地盤を改良してから布基礎をしたり、ベタ基礎をしたりする場合もあります。
どちらにしても、地盤調査をしっかりした上で、基礎の形態を決める必要があります。
前に法律のお話がありましたが、基礎についても少しそんな話をしてみたいと思います。
二つの写真を見ていただきます。
まず、一つ目。
今をときめくローコスト住宅メーカーの基礎です。

次に、地元の工務店と造っている注文住宅の基礎の写真です。

どこか違うでしょう。
片方はベースのコンクリートが打たれていて、もう片方は配筋されたままなのでちょっと様子が違いますが、その部分ではありません。
比較の写真を見てみましょう。

違いは基礎の立ち上がりの鉄筋のフック(曲がっている形状)です。
このフックはついていても、ついていなくても、法律としては問題ありません。
しかし、地震が一旦起きたときにはこのフックの部分が大きな役割を果たします。
このフックがついていて、基礎の立ち上がり部分が連続していると基礎梁として有効に役立つのですが、上の写真のようにフックがなくて、基礎の鉄筋が連続していない場合は、基礎梁としての役目はなしません。
法律では別に規定されていないのですが、そういったしっかりした仕事であるかどうかが、いつかは違いとなって出てきます。
人生お金も大事だよーですから、ローコストも意味がありますが、ローコストとそうでない建物とは違いがあるのだということは理解しておく必要はありますよ。
基礎には、布基礎、ベタ基礎、杭基礎などがあります。
また、地盤が悪い場合、杭基礎を選択しないで、地盤を改良してから布基礎をしたり、ベタ基礎をしたりする場合もあります。
どちらにしても、地盤調査をしっかりした上で、基礎の形態を決める必要があります。
前に法律のお話がありましたが、基礎についても少しそんな話をしてみたいと思います。
二つの写真を見ていただきます。
まず、一つ目。
今をときめくローコスト住宅メーカーの基礎です。
次に、地元の工務店と造っている注文住宅の基礎の写真です。
どこか違うでしょう。
片方はベースのコンクリートが打たれていて、もう片方は配筋されたままなのでちょっと様子が違いますが、その部分ではありません。
比較の写真を見てみましょう。

違いは基礎の立ち上がりの鉄筋のフック(曲がっている形状)です。
このフックはついていても、ついていなくても、法律としては問題ありません。
しかし、地震が一旦起きたときにはこのフックの部分が大きな役割を果たします。
このフックがついていて、基礎の立ち上がり部分が連続していると基礎梁として有効に役立つのですが、上の写真のようにフックがなくて、基礎の鉄筋が連続していない場合は、基礎梁としての役目はなしません。
法律では別に規定されていないのですが、そういったしっかりした仕事であるかどうかが、いつかは違いとなって出てきます。
人生お金も大事だよーですから、ローコストも意味がありますが、ローコストとそうでない建物とは違いがあるのだということは理解しておく必要はありますよ。
Posted by みなわい at 11:15│Comments(0)
│みなわいせんせい