2007年05月26日
基礎のコンクリート
今日は基礎のコンクリートの話。

基礎に使うコンクリートは、コンクリート自身の材質はもちろんのこと、打つときやその後の気候によっても最終的に持つ強度が違ってきます。
コンクリートがちゃんと強度を持っているかどうか確かめるためにできることがあります。
まず、使うコンクリートの仕様(堅さや求める強度)、調べる方法を図面で指定しておく。
どんなコンクリートが必要か伝えるのは必須!
次にコンクリートを打つ前に指定している仕様になっているか調べて、強度試験のためのサンプルをその場で採取する。

写真の左奥はコンクリート中の空気量を測定しているもの。
中央はスランプ試験といってコンクリートの堅さの程度を確認するものです。コンクリート中の水分量によって違ってきます。
そして右の方の筒状のものは、テストピースです。1週間後と4週間後にこのテストピースの圧縮試験によって、コンクリートの強度を確かめます。これから打つコンクリートを生コン車から採取します。テストピースは、できるだけ現場の気候状況に近い状態で水につけて保管します。(打った後の気温などの気候状況によって強度も変わってきますから)
そして、コンクリートを打ったときに採取したテストピースを4週経った時に圧縮試験をして、現場のコンクリートの強度が指定している強度以上になっているか確かめます。
そして試験結果の報告書を作成してもらいます。
写真は、圧縮試験中の様子

大きな建物や公共の建物などでは、あたり前にすることですが、木造の住宅の基礎では、意外と行われていないケースも多いです

生コン屋さんに一任っていうケースも多いとか。
できればきっちりしておきたいことですよね。

基礎に使うコンクリートは、コンクリート自身の材質はもちろんのこと、打つときやその後の気候によっても最終的に持つ強度が違ってきます。
コンクリートがちゃんと強度を持っているかどうか確かめるためにできることがあります。
まず、使うコンクリートの仕様(堅さや求める強度)、調べる方法を図面で指定しておく。
どんなコンクリートが必要か伝えるのは必須!
次にコンクリートを打つ前に指定している仕様になっているか調べて、強度試験のためのサンプルをその場で採取する。

写真の左奥はコンクリート中の空気量を測定しているもの。
中央はスランプ試験といってコンクリートの堅さの程度を確認するものです。コンクリート中の水分量によって違ってきます。
そして右の方の筒状のものは、テストピースです。1週間後と4週間後にこのテストピースの圧縮試験によって、コンクリートの強度を確かめます。これから打つコンクリートを生コン車から採取します。テストピースは、できるだけ現場の気候状況に近い状態で水につけて保管します。(打った後の気温などの気候状況によって強度も変わってきますから)
そして、コンクリートを打ったときに採取したテストピースを4週経った時に圧縮試験をして、現場のコンクリートの強度が指定している強度以上になっているか確かめます。
そして試験結果の報告書を作成してもらいます。
写真は、圧縮試験中の様子


大きな建物や公共の建物などでは、あたり前にすることですが、木造の住宅の基礎では、意外と行われていないケースも多いです


生コン屋さんに一任っていうケースも多いとか。
できればきっちりしておきたいことですよね。
Posted by ようこせんせい at 13:34│Comments(0)
│ようこせんせい